2023夏前期とコミケ

項目ごとにザッと。

仕事の都合で珍しく港区に行く用事があり、帰りも遅くなった。
平日22時の都心は見事に人の姿が無く、ゆりかもめに乗っている人々も疲労に満ちた表情のサラリーマン達が多い。
港区にオフィスを構えるともなると強い企業が多いのか、皆どことなく顔も整っており、転生モノの転生前の主人公のようなオーラを放っていた(根暗という意味ではなく、人生の主役は自分、という、毅然とした雰囲気がある)。

Twitterのフォロワーの方々とオフ会をした。当日まで顔・性別・年齢、何もかも分からない状態だった。
ツイートの内容から多分歳は近いのかなと思っていたけれど、見事に同世代だった。
ネットでは書けなかったような少し掘り下げた自己紹介で、あっという間に時間が過ぎてしまった。またお話を聞きたい。

帰りにビアードパパで新作のシュークリームを買った。
恐竜の卵をモチーフにしているらしいカリカリの衣、そしてチーズケーキ。夜遅くまで開いているので助かる。

お盆前。
学生時代の同期が大阪から東京に来るとのことで、3年ぶりに会った。

日本橋で昼飯を食べていた最中、行きたい場所があって付き合ってほしいとのことで、「脱出ゲーム」をすることになった。
スマホで予約を済ませ、電車で移動。建物内のヒントを見つけて解いて回る。ネットで見聞きしていたけれどプレイするのは初めてであり、不思議なアクティビティだった。
その後は近くのビルでお酒を飲みながら感想戦
ブルーピリオドやサイコパスなど、それ脱出ゲーム化しているの?と思うような作品が多々あり、こういう文化もあるのかと大変勉強になった。

内見。
1件内見し、条件は悪く無かったけれど「駅から徒歩8分」が実際は「地下のホームまで徒歩11分(坂有り)」であり、文字で見るとそれぐらい別に良いかなと思っていた。実際に歩くとこれはキツイと感じる。坂があると自転車の選択肢も消えるため、買い物のフットワークが激重になると思い、引っ越す前より酷くなるのではと断念した。
担当者に公休日を訪ねた際に「無いです!」と満面の笑みで返され、大丈夫か…と不安になった。

本題。コミケ
午前チケットで9時50分辺りに到着、入場は11時半あたり。

日焼け止めで全身をカバー、フェイスタオルで首、帽子で頭。折り畳み傘を日傘がわりに使用して上半身をカバー。バッグを椅子代わりにして地面で待機。
今年は結構対策をしたつもりだったけれど、それでもアスファルトからの反射がとにかく暑い。
一時期は折りたたみ椅子を使用していたけれど、始発組ではないので今年は無しで。
上の画像は列移動が開始したタイミングだけれど、移動中は傘は邪魔になるので畳むように指示される。
日傘のみだった方々は直射日光を浴びてしまい、自分の視界内だけでも3人が列から抜け、座り込んでしまった。
スタッフが駆けつけた瞬間に吐き出しており、車椅子を持ってくる途中で更に他の方が倒れる。今年も異常だった。
東エリア午前だけでも20人以上が救護室に行ったらしい。
「パターン死の行進」という戦時の出来事があったが、そのWikipediaの内容が毎年リフレインする。

いざ入場。マップはスマホに電子カタログをDLしておき、目当ての壁サークルの位置とおおよその地図を暗記しておく。
気温による体へのダメージはとても大きく、人混み的にもスマホを見ながら歩くことは中々に厳しい。先に覚えておくしかない。
ある程度購入して、東エリアの外側の木陰で休んでいたら、ナナチ(メイドインアビスのキャラ)の着ぐるみを着た方がトコトコと歩いていて、メチャクチャ可愛かった。

会場内のコンビニ(10分ぐらい並ぶ)で昼食を買い、有料休憩室で涼んでいたら、同テーブルに星街すいせいのコスをした方、斜め後ろに博麗霊夢(東方の主人公)が座ってきた。めっちゃコミケだなぁと感じる。

目当てはウマ娘のサークル。ただ、1日目はTYPE-MOONもあり、更にはFC(特定の漫画家のファンクラブ、漫画原作系のサークルが多数配置される)もあり、移動・冊数・財布的にも限界だった。
仕方ないので今年はウマ娘をメインにしたけれど、それでも勢いのあるジャンルだからかキャラ数も多く、シンボリルドルフアグネスタキオンアグネスデジタル系の3キャラで抑えるのに精一杯だった。

帰ってAppleWatchのデータを見たら9.5km歩いていた。TYPE-MOONも回っていたら確実に12kmは超えていた。
実は上に書いたオフ会したフォロワの方が売り子として参加しており、軽く挨拶に行った。こんな短期間で2回も会うとは思わなかったので、東京の狭さに驚いている。

美術館。

日本橋にあるアーティゾン美術館。抽象絵画の企画展が8月20日までだったので、駆け込みながら行ってきた。
撮影OKな作品もあったので何枚か撮影した。

「袋を持った空間」。仮に学生時代の美術の時間に「袋を持った空間をテーマに何か描こう」という課題が出たとして、この発想は出ただろうか。
抽象絵は額縁内でのバランスが究極的に良く、見ていて飽きない。発想力の先端がどのようなものかを「観る」ことが出来て満足度が高い。右上が人の顔のようにも見え、左下は手のひらのようにも見える。

カタログは買おうか迷ったけれど、今まで観た企画展の中でも良い方だったので買うことにした。中々に重い。

帰りに東京駅内にある鳥三和で親子丼を注文。美味しい。

貴重な連休があっという間に終わった。
お盆に休めるという感覚も段々無くなっている印象がある。上長や同僚の半分は出社している。
FGOの夏イベをやりながら連休をダラダラ過ごすことが一つの習慣になっていたけれど、来年からは厳しいかもしれない。

Applewatchを身に着けて数ヶ月が経つ。睡眠分析目当てで購入したけれども、意外にも一番便利だと感じたのは「方位磁針」。
特に地下などは方向感覚が狂うことがあり、確実に東に行きたいときなどに活躍している。
勿論スマホでも確認出来るが、こちらは腕を上げただけで方位が確認出来るため、利便性(特定機能へのアクセススピード)が高い。
スマートウォッチは飽きるのではと懸念していたけれど、今のところはクオリティ・オブ・ライフの向上に貢献している。この手の新興的なデジタルガジェットはこれからも食わず嫌いせずに活用していきたい。