最近あったこと

単なる雑記。検索に引っかかるのが地味に嫌なので一部伏せ字。

日本学◯支援◯構の奨学金の繰上げ返済を申請した。8月に引き落とされるらしい。将来のために貯めた云百万は一瞬で消える。

 

海外カンファレンスにオンラインで参加した。英語の聞き取りがキツすぎて1週間分の集中力を1日で消費した気分だった。

しかし得るモノは大きく、同業者としての情熱的な何かを少し思い出した。入社してからは上長やら強い存在の言う通りに動いており、実際周りから見れば20代の自分は確かに未熟だろう。素人がアイデアを提案するより、正解者(成功者)の言う通りに動いていた方が楽だと、やる気アピールのエネルギーは入社歴に比例して喪失し、無気力になっていた。

 

職域接種一回目をした。腕が痛すぎて眠れず、熱も出た。二回目は倒れるかも。

 

チェンソーマンの作者によるルックバックという短編漫画が公開されていたので読んだ。絵が少し上手い小学生が天才の同期と共に漫画家になる漫画。

SNSで話題になり、ちょうどフリーランスでデザイナーをしている友人と会ったので話題に出してみた。

刺さらなかったらしい。自分は刺さった。何が共感したの?と聞かれ、そのとき少し懐古した。ピアノだろう。

皆が受験やら部活で辞めていく中、自分は姉のオマケとして漠然と習っていた。今はジ◯ズも自由に弾けるようになったが、失うモノも多かった。

当時ピアノが好きだったどうかは微妙だが、辞める理由も無いのでダラダラと習っていた。話を飛ばすが、最終的に紆余曲折があって給付系のスカラシップに受かり、海外の大学でジ◯ズを専攻した。

この過程では身内からは上手いと言われても全国的には天才に溢れ自分は確実に下手だったこと・決意が遅かったこと・それでも継続だけはしていたこと、この3つの後悔やコンプレックスが、漫画に内在されていた(ように見えた)んだろう。

どうにか目的の職業に就けて、今は冒頭に記載した通り無気力になっている。情熱を失っている状態もまた、ルックバックと重なって見えて、少し思うところがあった。

学生時代、離婚しながらも月謝を払い続けてくれた母には感謝しかない。天才たちには勝てなかったが、夢は叶えることが出来た。それでも天才達の仲間にはなれませんでしたという事実が、ずっと頭の片隅に残る。もちろん今も。

無責任に上手いとか言わないでほしい。勘違いをしてしまう。そして気付いた頃には戻れない状況。応援という行為は励ましと呪いの二面性がある。

思わず長文を書いてしまった。

 

ルックバック - 藤本タツキ | 少年ジャンプ+

まだ読めるみたいなので、一応公式のリンク貼っときます。