C104(コミケ2024夏1日目)にて売り子参加をした感想:備忘録

自分向け備忘録。読みたい方向け。
※この記事はサークル「もちおた王国」のsudumech先生に許可をいただき、書き起こしております。
※現状はx経由でしかアクセス出来ない設定にしています。内輪ノリも内在します。ご容赦下さい。

きっかけ。
夏コミ当落発表の数日後。
当選されたフォロワーの方が売り子を募集していたのでDMにて連絡。もしよろしければ是非と。

単にxで相互だからという点だけではなく、いくつか応募した経緯・理由がある。

  • Skebで過去にXアイコンを依頼し、金銭のやり取りを行ったことがある
  • Skebで頂いた成果物は想像以上の数・クオリティでもあったため、改めて何かしら御礼がしたく、金銭以外の形でお返し出来ればと考えていた
  • サークル参加側の流れを把握、売り子としての参加経験を得ることで、次の機会に繋げたい。例えば今後初めて即売会に参加する知人がいらした場合などに、経験に基づいた適切な助言が出来る。
  • 英会話のスキルを持て余しているので、「英語で応対したことがある」という実績も解除することで、更なる売り子としてのアピールポイントを加算したい。
    などなど・・。

とはいえ実質ほぼ赤の他人の真横に半日以上もいるのはツラいので、昔からフォローしていてある程度の人間性を把握していたsudumech先生(以下、すづめさん表記)でなければ、応募はしなかったかもしれない。

詳細な経緯は割愛しますが、売り子として参加することに決定。

当日までの流れ
・入場チケットをいつどこで渡すかの確認
・養生テープなど細々とした荷物はどちらが用意するか
・こちらの緊急連絡先を伝える(相手側の番号については当日、必要な場合のみにTELを頂き、把握する)
・当日行うことの再確認(設営・見本誌提出・追加の椅子狩り・頒布・片付け)
コミケットアピールコミケのルール)の通読。毎回細々とルールが変わっているため、参加回ごとに確認した方が良い。

そして8月11日の前日、詳細な集合時間をDMで共有。食事は野菜とカロリーメイトのみ。これは便意コントロールのため。当日下痢だけは避けたいので。

当日。午前6時起き。8時現地集合。

サークル参加者は左側に沿って歩くため、左側の日陰エリアで合流することに。
無事合流。中へ。チケット交換。東7ホールは一番奥にある。

到着。サークル名を確認。右上。

このシールが貼られている箇所が机の半々、サイドから90cmの目安になる。
椅子の上には大量のチラシと見本誌提出用の封筒がある。
まずは机の奥へ荷物を置く。
すづめさんが荷解きをしている間に、追加の有料椅子をもらいにインフォメーションへ行く。無料の椅子は1スペース1つなので。

頒布する同人誌の最後のページの内側にシールを貼り、専用の封筒に入れてインフォメーションに持って行く。
チラシはまとめてゴミ袋に。二人参加なら20Lサイズ、スーパーの袋ぐらいのサイズでも最終的に足りる。
頒布物は新刊・既刊・キーホルダー2種。ポスタースタンドはすづめさん自前。
スタンドについては東7ホールでは借りることも出来るらしいけれど、サイズの都合で自前を選択されたらしい。
お近くのサークルさんはA2?サイズが提示出来るスタンドを自前で用意されていた。

スペース内部の様子。(メモ帳は自前、他は全てすづめさんの私物!
金子は基本手渡しがほとんどなので、コイントレーは見本誌の前など若干腕が伸ばしづらい位置に置いても問題ない。
役割分担は
左自分:本とキーホルダーを渡す役。
お金:すづめさん。
見本誌の裏にキーホルダーをストックし、本とほぼ同時に渡せるようセッティング。
卓上には常に20冊程度の在庫をスタンバイ。
真ん中にあるメモ帳は売上管理と、サークル主がお手洗いなど一時的に離席されたタイミングで挨拶に来た方の名前をメモるため。
机の下にはペットボトル500mlが十分に入るサイズの棚があるので、飲み物やスマホなどはそこに入れる。

お隣さんご到着。挨拶。
挨拶については近隣の方に「よろしくお願いします」ぐらいで、本の交換は行わなかった。最近はそれが主流らしい(お相手にとって地雷分野を強引に渡すことになりかねないので)。
その後、メロンブックスの方が来て、当日の在庫本の回収についての名刺?などをくれる。(すづめさんはメロブでも販売しているので来たのかも)

8時集合と結構早かったこともあり1時間ほど余裕が出来たので、この間に追加の飲み物を買いに行く。
私のフォロワさんもサークル参加されていたので、帰りの東ホールを通るとき挨拶に行く。
なお開場前は皆ドタバタしていることも多いので、挨拶は開場してからの方が良いともされる。遠巻きに見て「設営終わっていそう」だと判断出来たら挨拶に行っても良いかも。
東7ホールは冷房が効いている。確かに他のホールより涼しいが、じわりと汗をかくかかかないかというライン。個人的にはまだ暑い方だと感じた。

その後、離席や買い物のタイミングについて相談。お互い特に絶対買いたいというサークルも無かったので、タイミングを見て交互に行くことに。お手洗いも。

10:30。拍手とともに開場。
動きはほとんどなし。
なおBoothなどに「サークル参加のマニュアル」的な本が結構あり、内容は"座って接客派"と"常に立て派"で意見が別れていた。
自分は立って手を前に置いていた方が売り子っぽいかなと思って基本立つことに。

1〜2時間経過。波はあれど淡々と売れてゆく。流石です。

12時半頃。お昼を食べる。先んじて購入しておいたパンなど。
食べるときは後ろを向き、今は接客していませんという体裁を取る。今思うと普通に真正面を向いて食べて、誰かが来た時に中断すれば良かったと思う。

13時半。恐らく混み具合はピーク。
14時。完売・撤収を行うサークルが現れ始める。
15時ごろ、すづめさんサークルも新刊完売!撤収準備開始。

ゴミを捨てに行く。収集場所は東7ホール入り口付近。
メロンブックスの本回収は東2ホール。残った既刊を段ボールに纏め、持ち込む。
段ボールのゴミだけ東7ホールの外周へ。

帰り、りんかい線の駅へ。入場規制のためここで40分近い行列。直射日光なので1日の中で一番キツい。
その後すづめさんがホテルを取っている付近のターミナル駅の百貨店レストランで晩飯。

色々雑談。
ここで最後の金銭のやり取り。
自分たちは売り子としていくら頂くかを決めていなかった。というのも前述した通り、今回はあくまで自分が「Skebの追加の御礼」という形で引き受けさせて頂いたため、最初から無給のつもりでいた。
しかし「流石にお金を包んだ方が良いかと思い、せめてここは払います」とのことで、改めまして、ご馳走頂きましてありがとうございました。

18時頃、解散。

・その他
すづめさん、自分用にも名札を用意してくださっていた!
ただ会場内のコンビニは全て当日プリンタの使用は不可能のため、データだけ記念で頂くことになった。メチャクチャ嬉しいです。すづめさんと並んでいることが嬉しい!切り取らずにこのまま保存します!

・荷物について
特筆すべきものだけ記述
ハンディクーラー:必須。特に帰りの駅入場規制時の牛歩では体力がジワジワ減るので、首から下げるタイプが楽で良いかもしれない。持っていなかったので扇子で対応。
折り畳み日傘:必須。もはや日光が痛い。
Agの無香料の汗拭き取りシート(シャワーシート):必須。スペース内でスプレーを放つ気にはなれないので、拭き取りタイプで。

・気になるカロリー。

結果として、原則移動無しの売り子を半日するだけでも約9km歩いた。
体力は大丈夫だったけれど、足裏が結構痛い。靴下は厚めで行った方が良かったかもしれない。
ちなみにすづめさんと自分は同じシチズンのATTESAというシリーズの腕時計を使用しており、しかし今日自分がApplewatchだったことを指摘された。どうしてオソロじゃないのかと。この場を借りてお詫び申し上げます。

 

・売り子はいた方が良いのか
一人でもなんとかなる。しかし、二人体制の方が機会損失は激減する。
すづめさんは今回20~30人ほどの方と挨拶をしており、お手洗いなどで離席されたタイミングだけでも3人が挨拶に来られました。購入に来た方も8〜10人ぐらいはいました。
また、すづめさんから他のサークルさんのスペースへの挨拶も同様に、誰かしらが席にいることで上記の機会損失を回避出来ました。
絵師の方々にとって1年に数回あるかどうかのコミュニケーションの機会でもあるので、すれ違いなどで終わらせないためにも、お手伝いなる人はいても良いのかもしれません。

 

・総括
めちゃ貴重な経験が出来て楽しかったし、信じられないほど時間があっという間に過ぎていきました!
新刊完売おめでとうございます!中身も綺麗にまとまっていて、何より話が良い。あとがきの文言も含めて独特の雰囲気があり、良かった…。めちゃ良かったです。

売り子時、購入された方が作者に直接感想を伝えている姿を真横で見て、自分も買うときに一言何か応援的な何かを言った方が良いなと強く思いました。これはリアルタイムで観測していないと分からない感覚だったと思い、この学びを得られただけでも売り子参加が出来て良かったと感じています。

最後に、sudumech先生の更なるご活躍をお祈り申し上げます!
コミケお疲れ様でした!!!